Business

事業内容

CPF(フラフ)
燃料製造

Fluff fuel production

脱炭素社会の実現に貢献する代替燃料

愛知環境センターでは、リサイクルへの取り組みとして平成21年から重油や石炭等の化石燃料の代替となるCPF(フラフ)燃料を製造しています。同じ代替燃料であるRPF(Refuse paper & Plastic Fuel)と違い製造時に熱を加えないため、環境負荷がより低い燃料と言えます。また、化石燃料とほぼ変わらない熱量を持ちながら、燃焼時のCO2排出量は化石燃料使用時に比べて約20%削減できます。

処理フロー

CPF(フラフ)燃料の主な原料は、軟質の廃プラスチックです。廃プラスチックを50mmまで破砕してリサイクルに繋げます。

  • 原材料

    CPF(フラフ)燃料の主な原料は、軟質の廃プラスチックです。

  • 破砕

    形状の違う2種類の破砕機を使用し、50mm以下のサイズまで破砕します。

  • 圧縮梱包

    輸送の効率化や、保管をしやすくするために圧縮梱包します。

塩素濃度の分析について

製品品質維持のために、当社では受入れをするリサイクル原料に塩素濃度の上限を設定しています。リサイクル処理をご希望されるお客様におかれましては、対象物のサンプルをお持ちいただければ、無料で塩素濃度の分析をさせていただきます。

燃料製造事業は日本のリサイクルを支える

我が国の廃プラスチック総排出量は年間約850万トンあり、そのうち全体の85%にあたる約513万トンが有効利用されています。この水準は世界でもトップクラスに位置しています。有効利用の内訳は、「マテリアルリサイクル」が22%、「ケミカルリサイクル」が3%、「サーマルリサイクル」が60%となります。愛知環境センターのCPF(フラフ)燃料製造事業は「サーマルリサイクル」にあたり、日本のプラスチックリサイクルを支えています。

中間処理

Intermediate
processing

多彩な処理設備を
ラインナップ

多くの処理設備を取り揃えているため、リサイクルに適さない廃棄物の処理も適正に行うことが可能です。当社の基準でリサイクルに適さないものは、破砕、圧縮等により廃棄物を減容し、最終処分場や焼却場等へ二次処理委託を行います。

圧縮機

廃棄物を圧縮梱包することで、保管の省スペース化や運搬の効率化を図ります。

保有設備
SW770型油圧プレス機1基、六面包装機付圧縮梱包機1基
受入
可能品目
廃プラスチック類(自動車等破砕物及び石綿含有廃棄物を除く。)、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず(自動車等破砕物を除く。)、ガラスくず・コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く。)及び陶磁器くず(グラスウール類に限る。)

破砕機

リサイクルや埋立の前処理として細かく破砕します。破砕することで廃棄物が減容され、情報の機密性を保つこともできます。

保有設備
二軸破砕機1基、一軸破砕機1基、多目的油圧切断機1基
受入
可能品目
廃プラスチック類(自動車等破砕物及び石綿含有廃棄物を除く。)、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず(自動車等破砕物を除く。)、ガラスくず・コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く。)及び陶磁器くず(自動車等破砕物及び石綿含有廃棄物を除く。)

減容固化機

発泡スチロールなどを減容固化し、再資源化します。

保有設備
発泡スチロール減容機1基
受入
可能品目
廃プラスチック類(発泡スチロール類に限る。)

収集・運搬

Collection&
transportation

保有車両・
運搬容器
4tアームロール2車、ハイエース1車、8㎥コンテナ10基、3㎥コンテナ10基
許可自治体
愛知県、岐阜県

Contact

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